【老前準備】母を見て思うこと〜物忘れが酷くなる前に整理する

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片付けノウハウ

こんにちは(^_^)
アラフォーでオヤカタ(親の家の片付け)を始めたパピンです。
オヤカタを始めて、今まで以上に実家との接点が密になりました。
老いていく親を見ながら気づかされることや、未来の自分の学びになることが多々あります。
直視したくない現実もありつつですが、いつかは自分も老いていく身です。
そんな将来の自分のために、実家整理の中で感じたことを今日は少しだけ綴りたいと思います。

物忘れが酷くなった時に困らないよう整理する

母が患っている病の症状の一つに、認知症が進行するという症状があります。
個人差があるため、この病を抱えた人全員がそうなるわけではないのですが、母も私も恐れている症状の一つです。
元々忘れっぽい気質の母。
ですが、ここ数ヶ月の物忘れは本人も不安になるほどの状態です。
念のため主治医との定期検診の際に認知症のテストをしてもらったようですが、今のところ発症はしていないとのこと。
私から見ても「もしかして?」と思う場面は多々あるのですが、現段階で認知症ではないならば、酷い物忘れ対策を講じなくては…と思うようになりました。

例1:名刺の整理
先日、実家にて名刺騒動がありました(笑)
「介護保健師さんの名刺一式が無い!」と母が焦っているのです。
母が今一番必要としている連絡先です。
私も一緒にあちこちの引き出しをひっくり返してようやく見つけ、ばらばらの名刺数枚をなくさないようにクリップでひとつにまとめました。

「ここの引き出しに入れておくからね」

と母確認の上収納した数日後、また母が「名刺が無い!」というのです。

えぇぇぇ!???Σ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!!

ほんの2、3日前にこの引き出しに一緒に仕舞ったでしょ?
と、またあちこちの引き出しや机の上を探し回り、結局最初にしまっていた引き出しから出てきました。

そしてまたある日。
ライティングビューローの整理をした際に出てきた大量の名刺を母が要・不要に分ける作業をしました。

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不要な物は処分し、必要な物は母が後で片付けるということで私は自宅に戻りました。
が、その翌日、残した分の名刺が無い!と探す母・・・Σ(゚□゚(゚□゚*)ナニーッ!!
昨日の今日で無くなってしまうことってある!???
と、私も驚きを隠せません。
「もしかしたら、間違って捨ててしまったのかも・・・」と母も不安げな顔。
その顔を見ている私も悲しい気持ちになってきました。
これは母の身だけに起きていることではありません。
将来の自分もきっとこんな風に困る時が来るのです。
母の姿は未来の自分・・・

名刺に関しては、今後も同じように探し回る危険性が高いと鑑み、私が使わなくなった名刺入れを持参することにしました。
A5サイズのファイル形式の名刺入れに、特に大事な連絡先を母と一緒にファイリング。
リビングの収納棚の引き出しに母確認の元収納。
小さくて見当たらない・・・ということは恐らく無いとは思いますが、年を取れば取るほど、大事な物は存在感がある状態で整理しないといけないと感じたケースでした。

例2:食品の管理
フードロス問題は今に始まった話ではありませんが、

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先日、両親の知人の農家さんから長ネギを沢山頂きました。
父は長ネギが嫌いなため、消費するのは主に母ひとりになります。
その量があまりにも多いので、ロスになる前にパピン家用に半分くらいを貰って帰りました。
実家に帰る度に納戸の長ネギチェックは欠かしません。
まだ残ってる・・・
まだまだ残ってる・・・
パピン家で消費ができたらまた持ち帰り・・・
まだある・・・
というのが2〜3週間ほど過ぎた頃、実家の冷蔵庫を開けると長ネギがいました。

あれ????c(゚.゚*)エート。。。

農家さんの立派な長ネギとは様子の違うネギ・・・
これはもしや!?
母に聞くと、納戸にまだ長ネギが残っていることを忘れて購入してしまったのだとか。
あんなに大きくて場所を取っていた長ネギの存在を忘れてしまうとは・・・!!
この日、立派な長ネギは全てパピンが自宅へ持ち帰りました。

決して母を責めることはできません。
これは未来の自分の姿。
沢山の頂き物をしたら、貰った時点で美味しいうちにご近所さんに配ってしまおう。
そういう学びです。

例3:文房具の管理
名刺騒動の捜し物で、リビングの色々な引き出しを開ける機会があり、その中から未使用の修正テープが数個あるのを確認しました。
この時点でピンときます。
恐らく母はこの未使用の文房具の存在を完全に忘れている・・・

「おかーさん、修正テープって使うことあるの?」と聞くと、
「すごく使いたいんだけど、在庫切らしちゃってから中々買いにいけないの」と母の返事。

やはり・・・。
「大丈夫だよ、使ってない修正テープ見つけたから」
w(゚o゚)w←母驚きの表情。

リビングの色々な場所に格納された文具の数々。
これは、今後の課題として使いやすいようにひとつにまとめたいなと思っています。

まとめ

物が多いと捜し物に時間がかかる。
物が多いと大事な物が埋もれてしまう。
高齢になるにつれて、身の回りの物は少しずつ減らしていきたいというのが私の理想です。
暮らしやすい老後を迎えるために。
親の姿を見ながら、今日も学びの一日を。

本日もお読み下さり、ありがとうございました(ー人ー)