消耗品が消耗しきれない〜母とのいたちごっこお片付け

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消耗品が消耗しきれない〜母とのいたちごっこお片付け 片付けノウハウ

こんにちは(^_^)
アラフォーでオヤカタ(親の家の片付け)を始めたパピンです。

母の忘れっぽさは今に始まったことではありませんが、最近は物忘れがこと更に酷くなってきました。

本人も不安になるほどの忘れっぷりで、念のため認知症のテストも病院で受けましたが、まだ発症はしていないとのこと。
(現段階では「酷い物忘れ状態にある」という程度だそう)

家の片付けをしていると、この「物忘れ」が時に行手を阻む障害になったりもします。

高齢の親と同居している方も、そうでない方も、これはきっと避けては通れない道・・・

今日は消耗品がなくならないお話です(^^;)

見えない場所にあるものは無いのと同じ

●在庫管理はできなくて当たり前

パピン母はハチミツが好きです。

主に朝食にパンを食べる時やヨーグルトを食べる時などに使用しています。

父も時々トーストにハチミツをつけて食べることがあるのですが、同じ瓶で分け合うことが嫌いなパピン母。
(潔癖なところがあり、口をつけていない匙でも父と同じ瓶から取ることをしたくないのだそう)

そんなわけで、一回でも父が使用したハチミツには二度と手をつけません・・・(やれやれ)

昨年の暮れから、たて続けにハチミツを頂く機会があり、母はいつものように父とは別の自分専用瓶で食べていました。

頂いたハチミツの瓶は納戸で保管。
母にも置き場所を伝え、開栓済みの瓶が空になったら棚に補充しようと思っていた私。

当ブログを以前からお読み頂いている勘の良い方はこの辺りでお気づきでしょうか・・・。

そう。
物忘れが酷い母は、納戸にある在庫のことはすっかり忘れ、先日新たにハチミツを購入してきたのです。

「おかーさん!納戸にハチミツたくさんあるでしょ?」

と思わず声を荒げてしまったパピン。

母はまったく記憶になかったようで、私が在庫を見せても誰から頂いたのか思い出すこともありませんでした。

母にとって、見えない場所にあるのは無いことと同じ。
無いならば買ってこなくては。

そんな風にして溜まった消耗品がこの家には沢山ありました。
親と同居する前から少しずつ消費したり処分したり、一緒に住むようになってからは私が徹底して在庫管理をしたりと、あの手この手で消費をするべく奮闘してきましたが、どうやってもいたちごっこ。

「すぐに腐る物でもないんだし、大目にに見てやれよ」という夫の言葉にしぶしぶ納得する私。

この追いかけっこ、いつまで続くんだろう。
終わりの見えない消費行動にふと疲れを感じることがあるのも正直なところ・・・。

ある程度物が減ってくるまで見た目のカオスは我慢する

●美しさよりも物があることの安心感を与える

そもそも、一人暮らしのような自由度はなく、夫婦二人暮らしのような気ままさも無い二世帯同居。

親と一緒に、親の持ち家で共に暮らすということは、自分の思い通りにならないことは当たり前なのです。

この家の所持品の7割くらいは両親の物。
オヤカタがある程度進んでくると、片付けたくても片付けられない場所や物があることも増えてきました。

物を捨てたくない父と、物を購入したがる母。

物が増える計算式しか成り立たない家の中で、物が無い美しさを主張することよりも、物があることの安心感を提供することの方が重要に思えてきた昨今。

この一年、遅々とした歩みだったオヤカタを振り返ると、ある程度物が減ってくるまでは見た目のカオス感は私自身が我慢するしかないのかもしれないとも思います。

見た目のスッキリさを追求しすぎない

●暮らしやすくするのは誰のため?

そもそも私がオヤカタを始めたきっかけは、体が不自由になった母のために暮らしやすい家づくりをしようと思ったから。

そんな風に初心に返ると、ダイニングの棚の上がすっきりとした見た目であることよりも、使いたい物が使いたい場所にまとめて置いてある方がよいのでしょう。

たとえ、ハチミツの瓶がごろごろ置いてあっても!(ノ゚ω゚)ノオオォォォォォォォー笑
(ここに写っていない分もまだあります・・・)

どうやっても娘の妨害に勝てなかった写真・・・

いつか、
いつかきっと自分が満足できるまで片付けられる日がくることを夢見ながら。

すっきり片付いたー!という報告をブログに書ける日を夢見ながら。

まだまだ遅々とした歩みのオヤカタはつづきます・・・٩(๑`^´๑)۶

本日もお読み下さり、ありがとうございました(ー人ー)