こんにちは(^_^)
アラフォーでオヤカタ(親の家の片付け)を始めたパピンです。
以前、高所収納に関する記事をいくつか書きました。
高所収納って、本当に使いづらいですよね・・・(´・ω・`)
いちいち台に昇らないと届かないし、
目的の物を手にしたまま台を降りるのも不安定だし、
そもそも、取り出したい物を取るために台を用意しないといけないのも面倒。
でも、これはまだ40代の私の話。
高齢者である両親世代には、命の危険にさらされる可能性があるかもしれないのです。
そんな大袈裟な・・・と思った方へ^^
今日は我が家の身近な事例を元に、高齢者のお宅では絶対に使わない方が良い高所収納のお話です。
これは怖い〜ちょっと台に昇っただけで頭を数針、隠れ脳梗塞!?
先日、叔母(60代)からLINEが送られてきました。

近々、そちらに行こうと思っていたんだけど、こんな状態だから行けないわ〜
何かと思って添付の写真を見ると・・・Σ(゚Д゚)
後頭部が10針以上縫われた叔母の頭の写真!!
どうしたのかと慌てて電話をして聞きました。

洗濯物を干そうと思って、ちょっと台に昇ったら落ちて頭を打ったの(笑)
頭が割れて血だらけになったものの、幸い後遺症などもなく本人はいたって元気。
笑って話せるほど大事に至らなかったのは不幸中の幸いでしたが、自宅で転倒して死亡することも現実にはあることなのだと身をもって感じました。
そして時は過ぎ、またある日のこと。
母の友人Aさん(70代)が久々に遊びに来ました。
話をしているとAさんもまた今冬に何度も転倒して頭を打ったとのこと。

ベランダの物干し竿にちょっと手を伸ばしただけで倒れちゃったの(笑)
強く頭を打ち、心配になって病院で診てもらったところ、軽い脳梗塞の症状が見られたそう( ゚д゚)

隠れ脳梗塞になってわ!笑
Aさんも大事には至らずお元気でしたが、高所に手を伸ばすだけでもバランスを崩すというのは、若い世代にはあまりないこと。
高齢者ならではの事象でしょう。
三半規管は鍛えられない
仕事で山登りをする夫の話だと、高齢になればなるほど、バランス感覚の元になる三半規管は衰えていくのだそう。
どんなに筋肉を鍛えていても、登山の際にバランスを崩して転倒するのは高齢者にはよくあることなのだとか。
そして三半規管は鍛えることができないのです。
ちょっとつまづいて怪我。
ちょっと転んで流血。
ちょっと倒れて・・・(屮゜Д゜)屮!!!
ほんの僅かなことが生死を分けるのです。
使わないことが1番の策
現在、我が家では高所収納は主にパピン世帯が使うようにしています。
そもそも腰と背中が曲がり、高いところに手が届かなくなってきた母には使うのが難しい場所。
両親の物をしまう場合には、使用頻度がほとんどない物を収納するなどの工夫をしています。
使いたいものがある時には私が代わりに取る。
そんな風に生活していれば、よほどのことがない限り母が台から落ちるなどの危険はありません。
ご両親が遠方に住んでいてサポートが出来ないという方は、たまにご実家に帰る時に高所収納の見直しをすることをおすすめします。
高所収納は「使わない」と決めることが危険回避の一番の方法です。
まだまだ大丈夫!と、本人は思っていても、意識と体のズレは意外とあるものです。
(気持ちが元気な高齢者は特に!うちの父はこのタイプなので、たまに危険を冒しています・・・^^;)
親も子供も、
同居世帯も別居世帯も、
双方が安心して暮らせる家づくりをしていきたいですね♪
本日もお読み下さり、ありがとうございました(ー人ー)