選択肢は少ない方が良い〜大量の洋服があっても着るものが無いと嘆く母

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選択肢は少ない方が良い〜大量の洋服があっても着るものが無いと嘆く母 片付けノウハウ

こんにちは(^_^)
アラフォーでオヤカタ(親の家の片付け)を始めたパピンです。

以前、私の服の整理の話を記事にしました。

二世帯住宅の造りになっていない実家の2階で、家族三人分のプライベートな品を納めるのは中々の苦労があります(^^;)

私の服は、母から譲り受けたタンス一つ分で今も納まっています。
数の上限は多少ありますが、オールシーズンを通して30着前後。(コートなどのアウターを除く)

洋服整理は独身時代からアレコレ試していますが、これくらいの数が管理しやすいなと定着中。

それでも、全然袖を通していない服がまだ眠っているので、もっと減らせるのかもしれません。

さて、今日は私とは対照的に洋服持ちの母のお話です。

100着以上の服があっても着ていくものがないと嘆く母

先日、母が久々に友人と会う予定ができました。

持病があり、今はリハビリ以外の日はほとんど自宅で過ごしている母。

楽しみな外出予定ができたのはよかったのですが、

明日着ていく服がない!!

と前日の夕方に突然右往左往し始めたのです。

何言ってるの。
クローゼットにもタンスにも山のように服があるじゃない。
と思うのは私だけで、当人は「無い無い!」の大騒ぎ。

結局、夕飯の支度の合間を縫って私がコーディネートをしました。
我ながら結構いい感じに仕上がったなと思った翌日。

朝からまた母がタンスやクローゼットを漁っています。

やっぱり昨日の服じゃない方がいいと思う

と言うのです(^^;)
またもや朝家事の合間を縫って私がコーデ提案をすることに・・・。

その後も出かける時間まで二転三転してやっと外出の運びとなったのですが、本人も出かける前からぐったり疲労困憊(笑)

こちらとしてもやれやれ・・・な一騒動でした。

高齢になると多すぎる選択肢から選ぶことができない

元々オシャレが大好きな母。
若い頃からデパートやブティックで高い服をよく購入していました。

沢山服があってもどの服がどこにしまってあるのかもきちんと把握。

決して「着る服が無い!」という状況にはならなかったのです。

今回、母と一緒に服選びをしてみて思ったのは、

1:所持している服を覚えていない
2:覚えている服のしまい場所がわからない(忘れている)
3:選択肢が多過ぎて選ぶことができない

という3点です。
オヤカタを始めた2年前に一度母の洋服整理をしましたが、その際に処分したのは20着程度。

その程度の量では、持ち服の管理がらくにはならなかったのです。

若い頃には苦ではなかったからこそ、今も大量の服が無いと不安になる母。

ですが、服選びだけで体力を消耗してしまっては元も子もありません。

高齢になればなるほど、外出の機会は限られていきます。
(現在のコロナ禍においては尚更)

その時に必要な服の量は、果たして100着以上も必要なのか・・・?

少ない洋服をきちんと管理して、大切に着る方がよっぽどらくなのではないか・・・?

母をみながら、30年後の自分へと思いを馳せた出来事でした。

そして、母が他界した時にはこの大量の洋服を自分がなんらかの形で処分しなくてはならないのかと思うと、背筋がゾっっっ・・・というか、ピンっ・・・というか、なんとも言えぬ気持ちになるのです。

ないない症候群の母と、うまく相談しながら今後も少しずつ整理を進めていこうと思っています。

本日もお読み下さり、ありがとうございました(ー人ー)