【その他】オヤカタで足るを知る〜買わないという選択

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片付けノウハウ

こんにちは(^_^)
アラフォーでオヤカタ(親の家の片付け)を始めたパピンです。

昨年から始めたオヤカタで、沢山の物を処分しました。
方法は様々で、売ることもあれば、リサイクルに出したり、譲ったり、それも出来ない時は最終的にゴミとして出す決断の繰り返し。

手元から少しずつ色々な物が無くなり、幾分すっきりとしたスペースも生まれつつある実家。
これからまだまだ整理しなくてはいけない物が山のようにあるのですが、ふと、作業の手を止めて考えることがありました。

今日は、「視点を変えて見る」オヤカタを振り返ってみたいと思います。

不要品の山は財産?

空間は有限であるのに、そのスペースに目一杯の物を詰め込み、生活スペースを狭小にしてしまう両親。
私の目から見ると、あれもこれも全て要らない物ではないかと思ってしまうのですが、当の本人達にとっては必要な物。
この埋められないギャップにオヤカタをしながら何度も苦しみました。

例えば、先日キッチンの作業台の引き出し収納を整理していた時のこと・・・

一段目の引き出しを開けるとごらんの有様。
道具類が乱雑に詰め込まれた引き出しは使いたい物がすぐに出てこず、見た目も使い勝手も最悪でした。

そして、ひとつひとつの道具を出して選別していったところ出てきた同じ用途のこれら。

ゴマをすった時のすり鉢に残ったゴマを掻き取る道具。
なぜか4つもあるのです。

こういった用途が限られる道具は一つあれば十分ではないかと私は思ってしまうのですが、母はストック症候群、且つ、欲しい物は考えずに買ってしまう性格。
知らず知らずのうちに4本も蓄える結果となりました。

「1本あれば十分じゃない!?」

という私と、

「いや、取っておきたい」

という母。

このようなやり取りは今に始まったことではありません。
このギャップをどう埋めるか・・・。

今までの私であれば、あの手この手で母を説得しつつ、母も渋々物を手放す・・・というパターンに陥りがちでした。
が、相手の考え方を変えるというのは至難の業。
オヤカタ作業が長期に渡ると、こういう疲れるやり取りも避けたいものです。

相手が変わらないのなら、自分の考え方を変えるしかありません。

これは、不要品ではなく、ストック品の財産である。

無理矢理でもそういう視点で物を見てみるようにしてみました。
一つ壊れてもまだ残りがある。
その残りが壊れてもまだある。
そもそもゴマを掻き出す道具は頻繁に使わないので、私はこの先一生この道具を買わなくて済む。

ゴマ掻き出し道具を購入するためのお金を使わずに済む!

半ば強制的なこの考え方・・・(^^;)
ですが、実家への引っ越しを機に、自分達の荷物を入れるためにアチコチの収納を開けてみたところ出てくる出てくるストック品の山。

「ダ○キンの人に営業されると、買わないと悪いかしら?という気になってしまって・・・」

という母が買いためたあらゆる洗剤が大量に詰め込まれた収納庫を前に、これは後何年使いつづければ無くなるんだろう・・・と途方にくれたのは昨年暮れのこと。

ですが、これも視点を変えれば、当面洗剤類は購入しなくて済むということ。
消耗品も我が家の財産。
使い切るまで「余計な出費をせずに済む」と考えることにしました。

買わずに済ませられるかを考える

実家に20年ぶりに戻り、改めて物の多さを感じる反面、こんなことも思うようになりました。

「我が家にはもう十分に物がある」

アレが無い、コレが無い
と、「無い」が口癖の母ですが、私の目から見れば「探せばどこかにアル」我が家。

こんな物が欲しいなぁ・・・と思った時、今ある物で代用出来ないかどうかをまず最初に考えるようになりました。

不要品と思われる物の中にこれから違う用途で使える物があるかもしれない。
そう考えると、時期尚早に処分する判断をせずとも、リユースしながらゴミを出さずにお財布にも優しいオヤカタを進めていくことが出来そうです。
(もちろん、不要品の中には明らかに使用出来ない物もありますが・・・)

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足るを知る。
親の家を片づけながら、これ以上物が増えないよう、すでにある物に目を向けてスッキリとした暮らしを目指していきたいと思います。

本日もお読み下さり、ありがとうございました(ー人ー)