【1F_玄関】形見の履物、子供の履物、今を生きる自分の靴は何足必要?

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Before×After

こんにちは(^_^)
アラフォーでオヤカタ(親の家の片付け)を始めたパピンです。
子供の急な発熱でここ数日右往左往しておりましたが、皆様お風邪など召されていませんでしょうか?
今年はインフルエンザも例年より早く流行しているようですので、お体どうぞご自愛くださいませ。

さて、そんな中でも少しずつ進めているオヤカタ。
今日は下駄箱整理のお話です。

実家の下駄箱の現状

実家の玄関は、10数年前にリフォームした際に作り付けの下駄箱を設置してもらいました。

床から天井までドーンと…。
しかし、今となっては上部の扉を開ける機会などゼロに等しい状況です。
(身長159cmの私が背伸びしてやっと取っ手に手が届く高さです)

パピン家が来春同居するに当たり、ここも整理しないと私たちの靴が収まりません。
同居することになった理由はコチラ↓

【2F_汚部屋紹介】オヤカタで人生が動く日
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私の靴は全部で10足。
娘の靴もあんよが始まったばかりの足なので、小さくて数も数足です。
夫の靴も10足程度。
この使いずらそうな上部の収納部分を空にできれば収まりそうです。

早速整理スタート。歴史を感じる遺物ぞくぞく登場

母に一緒に見てもらいながら作業スタートです。

購入した時の靴箱をそのまま取っておく主義の母。
箱の出し入れはもちろん面倒なので、靴はそのまま下駄箱にしまわれており、空箱が多数出てきました。
箱はもう捨てていいとのことでザクザク処分します。

次に普段履いていない靴を確認。

こんな靴、履いていた時代があったのね…

と母が懐かしがる7cmヒールの靴。
(体が不自由になってしまった今は危なくてとても履けません)

あぁ、これは外反母趾になる前に買った靴…

エナメルのラウンドトゥの可愛い靴。
(足の形が変わってしまって今は履けません。)

登山したくて買ったのコレ…

しっかりした作りの編み上げ登山靴。
(結局登山に行くことはありませんでした。)

掘れば掘るほど出てくる履いていない靴の山。
そして、その中に埋もれている私の子供時代の靴!(汗)

私の靴はほぼ履きつぶしてしまっている状態だったため、処分へ。
母の綺麗な靴は私がおさがりで貰う物と売る物へ分け、処分したのは3足程度で済みました。

結局母が残した靴は15足程度。
父の分に至っては5足程となりました。

Point~生活の変化や体の変化で履ける靴もどんどん変化していく。自分に合った靴で体も下駄箱も身軽に。

形見の品について思うこと

整理した靴箱の中に「母 下駄」というラベルの付いた箱が数箱出てきました。
てっきり母の物だと思っていたのですが、これは私の祖母が履いていた下駄でした。
冬用、夏用、お出かけ用など合わせて4箱ほどあります。

これ、どうするの?

と聞くと、「ばぁちゃんの形見だから残したい」という母。

祖母の形見として残しているのは、履物だけではありません。
着物や装飾品など他にも沢山あります。

履かないけれど、
出して眺めることだってないけれど、
でも処分することはできない…

母にとっては数ある大切な形見の一つなのでしょう。

そんな母を見ながら、将来両親が他界した後、私はこんな風に物を通して親を想うことはあるのだろうか?とふと思いました。
物は物。
それ以上でもそれ以下でもありません。
そんな風に思ってしまう私は冷たい人間なのでしょうか?

感じ方は人それぞれ。
母が残したいという祖母の形見は取っておくことにしました。

大好きなばぁちゃんだったことには間違いないけれど。
私にはただの下駄。
私は下駄よりも生きている母の方が大切です。
そして大切に思っている母が残したいという品だから取っておく。

私なりの形見の品との距離感を改めて考える機会となりました。

下駄箱Before⇒After

そんなこんなで、下駄箱もようやく片付けフィニッシュです。

上段左Before↓

上段左After↓

上段右Before↓

上段右After↓

下段左Before↓

扉の前に飾りの置物が色々あって扉が開かず…

下段左After↓

出しっぱなしの傘も仕舞えました

下段右↓

ここは手を付けずそのままです

本日もお読み下さり、ありがとうございました(-人ー)