こんにちは(^_^)
アラフォーでオヤカタ(親の家の片付け)を始めたパピンです。
オヤカタに励んでいると色々な物が発掘されます。
大抵の物は「まだ使える」状態に属していることも多く、処分に頭を悩ませることも多々…
ですが、「まだ使える」と思っている時点で、既にそれは「使っていない物」そしてこれからも「使わない物」だということもはっきり認識させられる日々です。
今日は、そんなオヤカタから発掘された同じ用途の道具に関してのお話です。
研究開発され、日に日に軽量化されていくアウトドアグッズ
今年も災害の多い一年でした。
被災された方には心よりお見舞い申し上げます。
災害時にアウトドアグッズが役に立ったというお話はところどころで耳にしますが、高齢の方がお住まいのお宅ではどれくらいのグッズを常備しているのだろうかと考えました。
こちら(写真左)はオヤカタにより、2階和室の押し入れから発掘されたシュラフ(寝袋)です。
左が昭和の終わり頃に購入されたもの。
そして右が平成の終わりに購入したものです。
大人一人が寝られるサイズのシュラフが、一時代違うだけでこんなにも大きさに違いがあることに改めて驚きました。
もちろん重さも段違いです。
昔はこんなに大きくて重たいシュラフを持ってキャンプなどに行っていたのですね。
日々の変化に気づかなかった結果が今の暮らしである
行く場所がキャンプなら問題ありません。
多少重くても、車に荷物を積み込んでお手軽なオートキャンプなどもいいでしょう。
でもこれが災害時だったら?
避難所に持っていく最低限の荷物の中に、暖を取るための道具としてこんなにも大きなシュラフは持っていくことはできません。
ましてやそれが高齢世帯だったらなおさらです。
私の両親もそんな状況になったとしたら、まずこのシュラフを持っていく選択はしないでしょう。
「使える物」だけど、「もう使わない物」
生活スタイルに合わなくなったり、加齢により使えなくなったり…
オヤカタを進めていくと「もう使わない物」が家じゅうに溢れていることに気づきます。
それはすなわち、段階ごとに訪れる自分たちの変化に気づかなかった結果。
今までは大丈夫だったのに、なんだか最近使いずらさを感じる。
お気に入りの物だったのに、この一年手にしていない。
そういう自分にしかわからない小さなサインを見逃さず、今の自分がいかに心地よく過ごせるかを追求していくと、年を重ねた時にも暮らしやすい家で過ごすことができるのでしょう。
残念ながら私の現在の実家は、「暮らせているけれど暮らしやすくはない家」です。
実家の様子を観察しながら、私も日々勉強。
こんなに偉そうなことを言っておきながら、やはり自分の変化というのは気づきずらいものですし、変化を認めたくないという気持ちもどこかにあったりします。

Point~大きくて重い物から小さくて軽い物へシフトする
一気に全部はできないので、少しずつ…。
両手のひらに収まるサイズのシュラフを眺めていると、時代の流れと進化に感心するばかりのパピンです。
本日もお読み下さり、ありがとうございました(-人ー)