【2F_和室】負の遺産~ゴミ処理を孫の世代にまで押しつけようとする父に激怒した日

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Before×After

こんにちは(^_^)
アラフォーでオヤカタ(親の家の片付け)を始めたパピンです。
両親世代と自分の世代では、そもそも考え方が違うのだとわかっていても、時々我慢ならないこともあります。
今日のお話は、父とのやり取りの中でますますオヤカタを頑張ろうと誓ったエピソードです。

十年以上開けられていない箱の中身をめぐって…

2階の和室のタンスの上に、もう十年以上乗せられたままの収納箱がありました。

母いわく、
「パピンちゃんが赤ちゃんの頃着ていた服が入っているから自分の手では捨てられないの~」
とのこと。

私も子を持つ親として、その気持ちはよくわかります。
ならば、私の手で、見えない場所で処分することに関しては問題ないのかと母に確認すると、それはOKとのこと。
そうと決まれば話は早い。
早速自宅に持ち帰って処分の準備をしましょう…
と、この重たい箱を2階から引きずりおろしました。

持ち帰る前に念のため母と中身の確認をしようと箱を開くと…

あれ?私の服が無い??
赤ちゃん時代どころか、幼少期の服なども見当たりません。
入っているのは大人用のセーターやズボンなど。

「おかーさん~、言ってた物と中身が違うよ~」
と声をかけ見てもらいます。

「あら~?何かしらこれ?あ、お父さんのセーター。あら、私のストール、こんなところに…」

母の記憶にあった物は別の場所に移動され(それは未発掘)
いつの間にか違う物入れになっていた様子。
しばし、使う物をより分け、さて他の物は処分しようかという段になって父が現れました。

父「おぉ、この箱どうするか聞きたかったんだ」
母「ほらこのセーター、こんなところにしまってたわ。今年の冬に着られるから」
父「他は何が入っているんだ?」
母「残りはもう着ない服だから処分してちょうだい」
父「お前はすぐ捨てるって言う!このセーターはどこにしまっておくんだ?」
母「この箱に入れておけばいいでしょ?」
父「じゃぁ、他の服も捨てずにこのまま入れておく!」

パピン「!!!!!!!!!!!!!!!」

一連のやり取りをそばで静かに見守っていた私。
ついに口を出してしまいます。

「セーターの1、2枚なら他にも収納できる場所があるでしょ!?」
「そもそもその箱も空になったら処分したいんだし、なんでもかんでも残さないでよ。」
「最後に後片付けで苦労するのは私と夫なんだよ!!」

すると父はとんでもないことを言い出しました。

「いーや、それは違う。片付けるのはお前たちじゃない。だから安心しろ。」

「は?じゃぁ誰がやるっていうの?」

「Kちゃん(私の娘)がやってくれる」

怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒怒

パピン、あまりの激怒に言葉を失いました…。
自分の不用品を孫にまで押しつけようとするその先延ばし精神。
現在80代の父。
物を捨てたくない、手放したくないというのは過ごしてきた時代の違いだと受け入れてきましたが、後片付けを後の世代にまで押しつける考え方は世代うんぬんではないと思います。
母は「あれはお父さんの冗談よ」というのですが、たとえ冗談だったとしても全く笑えません。

娘には自由に、身軽にいてほしいと常々思っている私。
そのために、私自身の荷物も極力少なくを心がけています。
いつ自分の身に何かが起こっても、残された人が困らないように…。

娘の自由な未来を守るために、私の世代で全てのオヤカタを終わらせようと固く心に誓った日。
帰宅してから夫に熱気ムンムンで激怒しながらこのエピソードを話したところ、

「大丈夫、パピンちゃん。そのまま残しておきなさい。おとーさんが死んだら全部捨てるんだから。死人に口なしだよ。」

と、あっさり一蹴されました。
いつもクールな夫にはかないません…。

本日もお読み下さり、ありがとうございました(-人ー)