こんにちは(^_^)
アラフォーでオヤカタ(親の家の片付け)を始めたパピンです。
前回のちょこっと整理でやる気を取り戻し、

ようやく大きなスペースに着手することができました。
本日も大型食器棚整理のお話です。
自作の品もどんどん手放していく母
過去に様々な習い事をしてきた母。

その中でも、一番長く続いたのが陶芸でした。
決して上手ではないけれど、土を捏ねている時間がリラックスにもなるとのことで、体調を崩すまで続けていた趣味の一つ。
”この器はどんな用途で使うの?”
という使途不明作品も数多くありましたが(^^;)
”このサイズ、意外と使いやすくて重宝している”
という物もありました。
食器棚の左ガラス扉内にはそんな作品群がちらほら。
作った作品は全て残したい!
と言われるかもしれないと覚悟していましたが、思いのほか母は自分の作品に見切りをつけていきました。
逆に自分の作品だからこそ、迷いなく処分できたのかもしれません。
その代わり、「これはお友達の○○さんが作った物だからダメ」「これは同じ陶芸教室の××さんから頂いた物だからダメ」と、他者作品への執着の方が大きい様子。
有形の物が手元に残る趣味というのも、年を取ると後々の整理が大変だな・・・
と、ふと自分の未来に想いを馳せてしまうパピン。
好きな物は人それぞれなので、とやかく言う筋合いはありませんが、自分の老後には物よりも体を使う趣味を持ってみるのもいいなぁと整理をしながら考えていました。
欠けている食器がとても多かった中央スペース
さて、ガラス扉左側スペースの整理が終わりました。
結構減らしたつもりですが、相変わらずAfter画像を見ても大きな変化は感じられません。
気を取り直して、いよいよメインスペースの整理に取りかかります。
ぎっしりと詰め込まれた棚。
人目見ただけで腰がひるみます。
ガラス物が集中して置かれている上二段は、私の身長(159cm)だと椅子に登らないと届かないため、一つ一つの食器を出すだけでも骨が折れます。
あぁ、これを一度全部出すのかぁ・・・(−_−)ゲンナリ
恐らく母も同じことを思っていたはず。
この扉を開くたびに「食器整理をしないといけない」「でも出すのが面倒・・・」という思いをぐるぐる巡らせたまま今に至っているのです。
このタイミングでやらずして、いつやるのか・・・
消えかけたやる気にむち打って再び選別スタートです。
出してみると想像よりも多かったのが欠けやひびの入った食器類でした。
「もう十分使ったね」と、声をかけながら母と二人でサクサク選別していきます。
結局、処分することになった食器の量は30リットルのゴミ袋二つ分。
一段一段の棚にも少しゆとりが出来、以前よりも使いやすくなったと感じたパピンでした。
母の口から驚きの一言

After
幾分スッキリとした見栄えになった食器棚を見ながら満足していると、隣で母が驚きの一言を発しました。
「あぁ、なんだか寂しくなってしまったわね・・・」
えぇぇ!??
これは、スッキリしたという感覚ではないの?
母には、空間が出来たことによる”寂しさ”の方がスッキリを上回っていたよう。
自ら整理をしたいと思っていたにも関わらず、
自らの手で残す物を決めたにも関わらず・・・です。
人の価値観や感覚というのは違うからこそ面白く、発見があります。
私にとっては、この食器棚はまだまだ整理の発展途上なのですが・・・
今後、母と一緒に暮らしのサイズに見合った食器の量を考えていけたらと思っています。
本日もお読み下さり、ありがとうございました(ー人ー)