【物置】捨てられない父が動く日〜書庫の本を大量整理しました

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Before×After

こんにちは(^_^)
アラフォーでオヤカタ(親の家の片付け)を始めたパピンです。

「俺が死んでから捨ててくれ(だから今捨てたくない)」
「捨てるのはいつでも出来る(だから今じゃない)」
「俺はまだまだ生きる!(だから捨てない)」

捨てられないパピン父の口癖です。
自分が今必要としていない物でも、どんな不要品も捨てたがらない父。

そんな父がついに大きく動く時がやってきました。
今日は物置&書庫のお話です。

必要なのは「捨てるための理由」だった

実家の横には2階建ての物置兼用の書庫があります。
1階の半分が物置、半分が書庫。
そして2階は書斎として使えるような作りの書庫になっています。

2階部分〜奥に机があります

以前は父がたまにここで作業をしていましたが、今はすっかり自宅に引きこもり。
男の隠れ家的な屋根裏書斎は空き部屋となっていました。

そしてパピン夫が3月末で前職を退職。
研究職のため、今後個人で請け負う仕事をするための場所をどうしても確保する必要が出てきました。
今まで職場で使用していた資料や文献なども大量にあります。
さてどうしたものか・・・と思っていたところ、なんと父が名乗りを上げたのです。

「夫くんのためなら、物置の2階を空け渡すことも考えているから安心しなさい!」

夫・私「(@0@)!!!」

本当に?
あんなに大量の本をどうにか出来るの??
半ば半信半疑だったパピン。

しかし父の言葉に嘘はありませんでした。
3月に入り、刻々と夫の退職日が近づくにつれて父が少しずつ整理を始めたのです。

「○○の資料はもう随分前の仕事だから、これを機に捨てることにした」
「××の本は少し惜しい気もしたけど、もういらない」

これまでの長い人生で収集してきた書籍や資料を自分なりにけじめをつけながらの作業。
懐かしい物も色々と出てきた様子でしたが、現役世代の夫に場所を譲るためコツコツと整理を続けています。(今日現在もまだ整理続行中)

物の処分や整理には、今まで父と衝突(すれ違い?)することが多々ありましたが、今回ばかりは大感謝。
私は口出しも手出しもせずに見守っているだけですが、日に日に棚が空っぽになっていきます。

「今日は机も綺麗にしたから!いつでも夫くんは仕事が出来る状態だぞ!!」

疲労感を滲ませながらも、意気揚々と語る父。
空いたスペースは夫が自分の文献や資料をコツコツと入れる作業をしています。

必要はないけれど捨てられない。
けれど、捨てなければいけない理由があるなら潔く手放すことが出来る。
それは自分のための理由ではなく、誰かのために役に立ちたいという理由。
父に必要だったのは、他者がよりよく暮らせるために整理するという理由でした。

捨てられないおとーさんのレッテルを貼り続けてきたパピンでしたが、今はただただ父に感謝。(おとーさんありがとう)
これから夫にも新しい環境で一生懸命働いて貰いましょう!
物置整理、まだまだ続きます。

本日もお読み下さり、ありがとうございました(ー人ー)

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