【1F納戸_DAY4】「期限」との付き合い方

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Before×After

こんにちは^-^
アラフォーでオヤカタ(親の家の片付け)をはじめたパピンです。
良い道具も老化と共に使えなくなる物があるというお話をした前回記事はコチラ↓

【1F納戸_DAY3】老化により使われない道具たちの行く末
こんにちは^-^ アラフォーでオヤカタ(親の家の片付け)をはじめたパピンです。 冷凍庫から大量の保冷剤を掘り出し、食品が...

今日は賞味期限、消費期限、有効期限など、期限のある物に関してのお話です。

元々は期限を気にするタイプだったはずが…

母は大雑把な性格ではありますが、一家の食事を預かる主婦として賞味期限などの日付はそれなりに気にする人だったと思います。
しかし、納戸整理を始めて数週間経ったある日、こんなことがありました。
2週間前に私が訪ねた時に一緒にスーパーで購入したスムージー(チルド製品)が、冷蔵庫の奥の方へ追いやられていました。
もしや?と思って賞味期限を確認すると既に1週間ほど過ぎてしまっています。
蓋を開けて匂いを嗅いでみると、少し違和感のある香り。
う~ん、さすがにもう飲めない。
またフードロスをしてしまいました…orz
母に聞いてみると「え?賞味期限あったの??」という驚きの返事が!!
どうやらペットボトル飲料のように長期保管できる商品だと思っていたよう。
後で飲もう飲もうと思っているうちに時間が経ってしまったのだとか。

また、納戸には一冬で使いきれないほどのホッカイロも保管されていました。
貼るタイプ、貼らないタイプ、靴下用、大きいサイズ、小さいサイズ…あらゆるホッカイロがあるのです。
もちろんホッカイロにも有効期限というものがあります。
「こんなに沢山あっても、使いきれないうちにダメになっちゃうよ」
と母にいうと、また母の目からウロコが…笑
「え!?ホッカイロってずっと使えるものじゃないの?」
有効期限があるということを知らなかったのです。

Point~「物の期限」と、使う「自分の期限」を意識する

母はよく言います。
「この年まで生きてくると、今まで生きてきた年数よりも、これから生きる年数の方が圧倒的に少ないことを意識してしまう。」
そうですよね。
30代の私にはまだピンとこない感覚ですが、70を過ぎた母にすればその感覚はとてもリアルなのだと思います。
だからこそ私は思います。
自分が年を取った時、使いきれないほどのストックを持つ必要があるのかどうか。
あと何年生きられるのか、それはもちろん誰にもわかりません。
でも、わからないなりに、このくらいの量なら今の自分で使い切れる量だなというのを常に意識していきたいのです。
自分が死んだ後に残された大量のストックを整理するのは自分の家族です。
もう劣化していて使えないストック品や、普段家では使っていない消耗品など、到底使い切れるとは思えません。
自分で処理できる分を少しだけ。
私自身も、若いうちからこの感覚を養っておこうと身につまされた出来事でした。

この日処分した物

相変わらずフードロスの多い納戸整理です(--;)

【食品類】
・湿気ってふにゃふにゃになった乾燥昆布
・賞味期限が2015年の焼き海苔
・賞味期限が2019年1月の昆布しょうゆ(この整理の時は既に8月でした)
・いつのかわからない上に玄米のような色に変色しているもち米3キロくらい
・賞味期限記載のない稲庭うどん
・カラカラに乾ききって重さのないニンニク
・いつから漬かっているのか不明な梅シロップ漬け
・賞味期限が1年前の茅乃舎の出汁、京のおばんざい出汁、3年前のあご出汁パック
・いつからあるのか不明なビワ茶ティーパック

【日用品類】
・蓋のない急須
・汚れた焼き網
・不要になった古いタッパー数個
・劣化したプラスチックの密閉保存容器
・錆びた鉄瓶
・ニンニク壺
・昔トルマリン石を入れて飲んでいた水のボトルケース(ボロボロ)
・アイロンのりスプレー(父がYシャツを着ることがなくなったため、もう何年も使用されていなかったもの。中身たっぷり。)
・2世代くらい前の掃除機のアタッチメント
・経木のおにぎり包紙

アイロンのりスプレーの中身を出すのがとにかく大変でした。
昔の商品なのか、押す部分の部品が小さくて押しずらく(指が痛くなります)、中身も結構残っていたため時間もかかります。
そして、香りつきのスプレーの匂いで頭がくらくらしてきた頃やっと終了。
自分が老人になったら、スプレータイプの商品は買わないようにしようと思いました。
使い切れれば問題ないですが、そうではなかった時の処分が大変です…。

この日残すことにした物

・耐熱ガラスボウル(私が自宅で使用するため持ち帰り)
・耐熱ガラス鍋(一度しか使用していない鍋)
・ババロア作成道具(最近はもう作っていないけど)
・梅干しを漬ける時の瓶(梅干しを漬ける気力は今はありませんが)
・友人からもらった木工のお皿(箱に入ったまま、食器棚には並ばず)
・コンロ用焼き網とその台(最近使っているところを見た記憶はないけれど)

使わないけれど、残したい。
という物がこの日は結構ありました。
私としてはこの先も使う当ては絶対に無いと思うのですが、本人の意思を尊重して残すことにしました。

この時点でやっと棚を雑巾で拭き掃除できるくらい片付けが進みました。
手前に置かれていた床置きの物がほぼなくなったので、不自由になってきた母の体のためにもこのままを維持するようお願い(-人ー)
(床置きの物につまづいて転倒してしまうのが心配なのです)

私が尋ねると捨ててもいいと判断が出来る物が結構あるにもかかわらず、自分で日々眺めているだけでは捨てる判断が出来ないのは景色の一部になってしまっているからでしょうか?
この日で、納戸整理の約75%くらいまでは終えることができました。

↓大分変化が見えてきたAfter画像

床置きの物がなくなりました。

最初はコレでしたから↓Before

左側の棚は天井まで物に溢れていました

左の棚側After↓

かなり見通しがよくなり、何があるのかわかるようになりました。

今日もお読み下さり、ありがとうございました(-人ー)