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こんにちは(^_^)
アラフォーでオヤカタ(親の家の片付け)を始めたパピンです。
最近、こんな本を読みました。

年末年始でお休みに入られたオヤカタ中の皆さまへ、お時間がある時に読んでみてはいかがでしょうか?
あらすじ
「片づけ屋」の大庭十萬里(おおばとまり)が、問題を抱える4人の人生を片付けを通して解決していく物語。
これってウチの話では・・・リアル過ぎる部屋描写に共感
4つのケース(章)からなるこの小説。
ストーリーの主人公は全て違う境遇に置かれた人たちです。
また、住まいの形もそれぞれ。
ひとり暮らしのマンション住まい(OL)、下町の一軒家(職人)、田舎の大豪邸(老後のひとり暮らし)、公務員官舎(専業主婦)など、家の造りや立地も四者四通りです。
にも関わらず、ところどころの部屋の描写が我が実家と重なる部分が随所にある。
どの章を読んでもはっとさせられる描写がちりばめられています。
たとえば・・・
このお宅は、さほど物がたくさんあるという感じはしないんですよ(中略)この家は広くて収納場所がたくさんあるから、物が溢れているという感じがしないだけです。本当は不要な物がたくさん詰め込まれた家です。
Σ(゚д゚;) ヌオォ!?
メディア等で目にする汚屋敷(おやしき)。
そういう類いの家には該当しないパピン実家です。
あきらかなゴミが散乱しているわけでもないですし、腐った物が放置されているような惨状でもなく、床も見えています。
ですが、この小説の表現のように「物が溢れているという感じがしないだけ」というのがまさにぴったり。
見えていないだけで不要な物はまだまだ沢山あります。
言ってみれば隠れ肥満という状態。
隠れ肥満に気づき始めた母は、病をきっかけにそろそろ整理を始めたいと願い、
肥満に気づいていない父は、全ての物が必要だと訴える。
棚の中にあった予備の物は多すぎて、奥様が生きてる間に使いきれないかもしれませんよ
Σ(゚д゚;) ヌオォ!?
両親への助言かと思うような言葉も、十萬里さんの口からどんどん出てきます。
まだまだ、うちの実家は綺麗だから片付けの必要なんてないわ〜と思っている同世代の皆さま。
ご実家が隠れ肥満になっていませんか?
一見綺麗そうに見えるお宅でも、数十年という時の経過の中で想像以上の物を抱えている場合があります。
お正月帰省される際には、ぜひともしばらく開けていない棚の扉、押し入れ、物置の中などチェックしてみることをおすすめします。
もしも明日が人生最後のゴミの日だとしたら、どうします?
さて、明日が人生最後のゴミの日。
十萬里さんの問いかけに、思わずページをめくる手が止まってしまったパピン。
私だったらどうするだろう。
自宅の不要品はほぼ無いに等しいくらい整理が出来ているので、生活ゴミ程度しかありません。
やはり私の場合は実家が一番の気がかりです。
でも、たった一日で全ての不要品を人生最後のゴミの日に出すのは到底無理な量です。
「春花さん、もしも明日が人生最後のゴミの日だとしたら、どうします?」
「そんなこと、現実にはありえないでしょう」
「そうとも言い切れません。今やゴミ処分場はどこも満杯です。そういう日が来てもおかしくないと私は思っています」
そういう未来が現実的にすぐそこまで来ていることを、私たちはもっと意識して生活していかなくてはならないのかもしれません。
全てをゴミにするのではなく、使える物は売ったり寄付したり、必要としている方へ譲ったり。
ゆっくりとしたペースでも、できる範囲でやっていくしか道はありません。
ついこの前、遺品整理業者を呼んで家財道具を一切合切、処分してもらったんやって。物を捨てるだけで百五十万円も請求されたんやて
いっぺんに片づけるとはそういうことです。
お金がかかりすぎるオヤカタにならぬよう、来年もボチボチ実家整理に励んでいきたいと思います。
大庭十萬里さん、うちの実家にも来て欲しい…。
十萬里さんの言葉を胸に、年始のご挨拶がてらオヤカタをしに実家へ帰ります。
本日もお読み下さり、ありがとうございました(ー人ー)
皆さまも良いお年をお迎えくださいませ♪